2009年01月17日

センター試験 現役が79%

 入試シーズンの本格的な幕開けとなる大学入試センター試験が十七日、全国七百三十八の会場で始まった。日程は十八日までの二日間。初日は公民、地理歴史、国語、外国語の筆記試験に加え、英語のリスニング試験が行われた。

 志願者は昨年度より五百九十六人多い五十四万三千九百八十一人で、今春に高校を卒業予定の現役生が過去最高の79・3%。例年、受験者が最も多い外国語は、志願者全体の92・1%となる五十万千百十五人が挑んだ。

 大学入試センターによると、福井大の文京キャンパス(福井市)で、監督者の勘違いで国語の試験を約一分早く終了するミスがあり、影響を受けた七十七人のうち希望者には、二十四日に再試験を実施する。

 東京都と埼玉県の二会場(計六十一人受験)でも、チャイムの故障などで公民の試験の開始と終了が一―三分前後ずれたが、時間自体は配分通りだったため、再試験の対象にはしない。

 公民の「倫理」は解答の選択肢一カ所に記述の誤りがあり、試験冒頭に訂正内容を説明。地理歴史の「地理B」、外国語の「英語(筆記)」では誤字があったが、「正解を導く上で支障がない」とし、受験生への説明はなかった。

 センター試験を利用する国公私立の大学・短大は昨年より二十校増え、過去最多の七百九十七校。大手予備校などは、不況の影響から学費の安い国公立や自宅から通える地元の大学を目指す傾向が強まっていると分析している。十八日は理科と数学の試験が行われる。

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大学センター試験 52万4千人が出願

大学入試センターは14日、来年1月17、18日に実施するセンター試験の出願を締め切った。

受付最終日の出願者数は14日午後5時現在、昨年より5913人増の52万4478人だった。

志願者のうち、現役は8508人増の42万6931人、浪人などが2595人減の9万7547人だった。

14日消印まで出願を受け付け、11月末に最終の出願者数を公表する。最終的な出願者数は、昨年並みの約54万3000人か、少し下回る程度とみている。
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センター試験いよいよ

 共通一次試験に取って代わり、1990年に導入された大学入試センター試験は今年で20回目の節目を迎えた。

 当初、148校だった利用校は、私立を中心に5倍以上の797校に拡大し、大学や短大への登竜門として定着。受験科目を柔軟に選択できるのが特徴で、少子化時代を迎え、各大学とも受験生確保に躍起となっている。

 大学入試センターによると、用意されたテストは6教科28科目。組み合わせ可能なパターンは23通りある。2008年の受験者数でみると、3教科3科目の受験が全体の21%を占めて約10万6000人で最多。5教科7科目、6教科8科目がこれに続いた。

 明治大法学部はセンター試験だけで合否判断する入学枠があり、3科目、4科目、5科目の3方式で受験ができる。一般入試にない理数系科目からも選べ、担当者は「文系に偏らない多様な人材を確保することが目的」と語る。

 受験教科について08年の受験者数を06年と比べると、5教科以上は約31万1000人で約7000人減った一方で、3教科以下は約14万6000人で約1万人の増。受験生の負担軽減で引きつけようとする大学の狙いが強まっている。

 「参加校は今後も増えるだろう」と大手予備校は指摘。受験生は一度の試験で複数校に出願でき、結果を見てから志願先を選ぶことも可能なためで、ある地方私大の職員は「学生確保に苦しむ大学にはメリットが大きい」と話す。

スポニチ
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