2009年09月17日

私大連合会が提言 最低1科目以上を他大学の学生に開放

全国の大学を、学生が「渡り鳥」のように移動して学べるようにしよう……こんな構想を、日本私立大学団体連合会(会長=白井克彦・早稲田大学総長)が打ち出しました。

これまでにも近隣の大学が協定を結び、相互に講義を受けられる「単位互換制度」はありました。それを全国レベルで、しかも、自由にできるようにしようというのです。入学した大学にこだわらず、受けたい講義は春や夏などに、ほかの大学まで行って受ける。近い将来、そんなことが当たり前になるかもしれません。

このほどまとめられた報告書によると、同連合会傘下の大学は、最低1科目以上を他大学の学生にも開放します。

その科目は、受講した学生のどの大学でも、正式な卒業単位として認められます。

具体的には、

「環境保全論 夏季2週間+野外合宿調査」
「日本の流通業 春学期関連6科目コース」
「日本美術史 e− ラーニング(インターネットなどを利用した授業)+冬10回対面授業+演習」

などといった例を挙げています。

履修に当たっては、希望者多数の場合には選考試験を行ったり、受講者を特定の学部生に限ったりすることはあっても、必要以上に制限することのないようクギを刺しているのも特色です。

実験・実習費などの実費などは別として、特別な授業料は徴収しないとしています。旅費や滞在費は基本的に個人負担ですが、各大学で支援制度を設けたり、宿舎を整備したりすることも求めています。

(省略)

大学進学というと、どうしても、どこの大学を選べばよいか、ということだけに関心が向きがちになります。しかしこれからは、上記の提言に見られるように、大学間の垣根はずっと低くなります。入学してからも主体的に学ぶ姿勢が、いっそう問われることになるでしょう。(提供:Benesse教育情報サイト)
posted by 現役 at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 私立大学
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