2011年01月15日

大学入試ってどんな仕組みなんでしょうか?

◇高校までの勉強内容、マークシートで 
日本には大学がいくつあるか知っていますか? だいたい780校ぐらいあるんです。その中には、国が作った国立大学や県、市が作った公立大学、それ以外の私立大学があります。国公立大学は180校くらいです。

今日から始まる大学入試センター試験(センター試験)は、国語や数学、歴史、地理、物理、化学などたくさんの科目の試験があります。マークシート方式といって、いくつかの答えの中から正しい答えを選ぶテストです。問題は大学の先生らが、秘密に作ります。高校までに勉強した内容が出ます。

国立と公立大学に入りたい人は必ず受けないといけません。このセンター試験を受けてから、希望する国公立大学に受験の申し込みをします。それぞれの大学は独自の2次試験を行い、センター試験の結果とあわせて合格者を決めます。センター試験は基礎的な内容の問題ですが、2次試験は難しく、正解を選ぶ問題より、意見や論文を書いたりする「考えさせる」問題が多いようです。

このセンター試験の成績だけで一部の合格者を決める私立大も約500校ありますが、普通は独自の試験をして合格者を決めます。

◇推薦入試制度も
これら以外に、推薦入試といって、高校時代の成績やスポーツでの実績をもとに、学力試験を受けないで入学できる制度もあります。

センター試験は、よくニュースの話題になります。雪がよく降る時期にあるので、電車のダイヤが乱れて試験開始を遅らせたりします。また、2006年から始まった英語のリスニング(聞き取り)試験は機械の調子が時々おかしくなって、一部の受験生だけ試験をやり直すこともあります。

センター試験は、以前は「共通1次試験」という名前で、国公立大学に入りたい人だけが受けていました。さらにその前は、国公立大学を2グループに分けて2校受験できる制度でした。しかし、20年前に「私立大学も使うことができるようにしよう」と変わったのです。さまざまに変化したセンター試験は、全国で56万人ぐらいが受ける大規模なものとなりました。

◇国によって試験方法はさまざま
大学入試の方法は、国によって違い、国の数だけ試験方法があるといってもいいでしょう。例えばアメリカでは、行きたい大学を受験生が選び、高校の成績やSATと呼ばれる全国共通試験の成績などを出して、合格不合格が決まります。SATは何回も受けることができます。一般にアメリカの大学は、日本に比べて入学より卒業のほうが難しいといわれ、中国や韓国は受験競争が厳しく生徒のストレスは相当なものです。

posted by 現役 at 12:25| 大学入試ニュース