2007年11月22日

京大が09年度入試から後期日程全廃

2007年11月20日 朝日新聞
 京都大は20日、主に今の高校2年生が受ける09年度入試から、後期日程入試が唯一残っていた医学部保健学科で後期入試をやめると発表した。これで京大の全学部で後期入試が廃止される。

 保健学科は他学部・学科が後期入試を廃止するなか、急激な入試方法の変更は好ましくないとして定員143人中20人を後期で募集してきた。笹田昌孝学科長は前期に一本化する理由について「意識が比較的高い前期日程の受験生を入れた方が、教育効果が上がると判断した」と述べた。
posted by 現役 at 10:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学入試ニュース

2007年11月20日

大学入試制度改革の素案要旨

2007年11月19日  中国新聞

教育再生会議の大学入試制度改革の素案要旨は次の通り。

【現状の問題点】

18歳人口の減少と大学の学生収容力の高止まりの中で、入学希望者全員が大学に入れる大学全入時代が到来▽推薦入試、アドミッション・オフィス(AO)入試の増加により、入試による学力の担保機能が低下。大学入学時に必要な学力が備わっていない学生が増加▽高校の未履修問題


【高卒学力テスト(仮称)の導入検討】

対象者は国公私立、選抜方法を問わず、大学進学志願者全員が必ず受験▽受験科目は学習指導要領上の必修教科・科目(保健体育、芸術、家庭、情報は除く)とし、全科目合格者に大学進学資格を付与−を検討


メリットは大学進学者の最低限の学力担保▽デメリットは特定分野は不得意だが、得意分野に秀でた生徒が大学に進学できなくなること


受験生の負担軽減のため、大学入試センター試験で一定点数を取れば、当該科目を免除▽現行の高等学校卒業程度認定試験(旧大検)を高卒学力テストに移行−を検討
posted by 現役 at 10:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学入試ニュース

2007年10月22日

平成20年度飛び入学実施予定大学について

平成19年10月19日 文部科学省

平成20年度入試も引き続き、飛び入学制度による学生募集を実施する予定の大学は以下の通り。

※平成20年度入試から新たに飛び入学制度による学生募集を実施する予定の大学はありません

○ 千葉大学(国立)
理学部 物理学科
工学部 建築学科、都市環境システム学科、デザイン学科、機械工学科、メディカルシステム工学科、電気電子工学科、ナノサイエンス学科、画像科学科、情報画像学科
文学部 行動科学科


理学部 物理学科 工学部
ナノサイエンス学科


会津大学(公立) コンピュータ理工学部(学部で一括募集)

昭和女子大学(私立)
人間文化学部 日本語日本文学科、英語コミュニケーション学科、歴史文化学科 人間社会学部 心理学科、福祉環境学科、現代教養学科 生活科学部 生活環境学科

成城大学(私立) 文芸学部 英文学科


名城大学(私立)理工学部 数学科

エリザベト音楽大学(私立) 音楽学部 音楽文化学科、演奏学科
posted by 現役 at 18:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学入試ニュース

2007年10月18日

国公立大でAO入試が増加、過去最多の59校、大学競争激化

2007年10月16日 Study.jp 学びタイムズ 
 来春の大学入試で、「アドミッション・オフィス入試」(AO入試)を実施する国公立大学が過去最多の59校に上ることが、文部科学省の調査結果で明らかになった。
 国立大学は独立行政法人になってから大学間の競争が激化しているため、優秀な学生を集めるため、AO入試を行ってきた。全体としてはAO入試の定員枠は少数だが、今後は拡大していくだろう、と見られる。

 文科省の調査結果では、来春入試でAO入試の実施を予定している大学は国公立を合わせて、前年度より6大学18学部増の59大学154学部。全体に対する実施予定校の割合は、大学が38.1%(前年度比4.3ポイント増)、学部が28.4%(同3.6ポイント増)。国立・公立別を見ると、国立が40大学(48.8%)の118学部(31.3%)、公立が19大学(26.0%)の36学部(21.7%)となっており、国立大学は実施大学数から見ると国立大学全体の約半数近くに上る。

 AO入試の来春の募集定員を見ると、国立大学が2,468人(募集定員の2.6%)、公立大学が402人(同1.6%)だ。国公立大学全体に占めるAO入試実施大学の割合の推移を見ると、2001(平成13)年度4.8%、02(同14)年度9.5%、03(同15)年度12.6%、04(同16)年度18.6%、05(同17)年度24.5%、06(同18)年度29.2%、07(同19)年度33.8%、08(同20)年度予定38.1%と、年々増加傾向にある。既に私立大では大半がAO入試を実施。、推薦入学と並んで大きな柱となっているが、実施大学数はやや頭打ち傾向。国公立大学も法人化されて学生獲得に力を入れるようになり、ようやく私立大学と同じようにAO入試に取り組むようだ。

*AO入試とは?
 米国で広く行われている選抜方法で本来は、アドミッション・オフィス(入試担当事務局)という専門部局が、入学を希望する学生一人ひとりに対して、書類審査や面接などで選抜するもの。だが日本には同様のそのような入試担当部局がほとんど存在しないため、実際には大学が「求める学生像」「スポーツが得意」「芸術が得意」などを提示し、その志願者を書類選考で絞ったあと、面接や小論文、実技、適性検査など多様な方法で選抜することを、一般的に「AO入試」と呼ぶ。従来からある推薦入試と内容的には似ているが、応募するのに推薦を必要としない点が異なる。

posted by 現役 at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学入試ニュース

2007年09月18日

東京女子大学合格者高校別ランキング

東京女子大学  

淑徳与野  59
横浜雙葉  39
豊島岡女子学園  37
浦和第一女子  34
桐蔭学園  34
川越女子  33
吉祥女子  27
浦和明の星女子  24
国府台女子学院  24
千葉東  23
posted by 現役 at 14:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学入試ニュース

2007年09月03日

国公立・私立大推薦&AO入試受かる面接

mensetu.jpg国公立・私立大現役合格者16名の『受かる面接』/面接官と現役合格者が本音で迫る『合格面接』完全コーチ/実際に聞かれた質問を徹底調査・分析 質問と応答例

国公立・私立大推薦&AO入試受かる面接―質問と応答例259&合格面接マニュアル (推薦入試合格BOOKS)



posted by 現役 at 11:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学入試ニュース

2007年09月02日

京都府内の公立高、大学合格 実数も公表

Kyoto Shimbun 2007年9月1日(土)
 京都府と京都市の両教委は31日までに、府内の公立高56校で大学合格者数の公表方法を見直す意向を決めた。私立高が受験料を負担し、大学合格実績を水増ししていた問題で、卒業生の数を大幅に上回る合格実績が、誤解を招く恐れがあることから、府内の公立高も延べ人数と、実際に進学した実数を公表する。京都市教委は来春の大学入試の合格状況から対応する方針。

 ■水増し問題受け府・京都市教委 延べ人数と両方

 府内では、私立高8校が今春の大学入試で受験料を負担して生徒に受験させていたことが判明した。うち6校が合格者の延べ人数のみを公表していた。府文教課は合格実績上乗せの誤解を生じるとして、合格者数の実数を記載して進学者数を適正に公表するように指導した。

 私立大の合格者について、府内の公立高は延べ人数のみの公表がほとんど。今後は学校要覧やホームページ上の合格状況の公表の在り方を見直し、延べ人数と実数で公表する方針を決めた。

 府教委高校教育課は「各校の進路説明会では進学先の実数を積極的に公表している。学校要覧などの公表の実施時期や記載方法は検討課題だが、情報を適切に提供していきたい」と話し、市教委学校指導課中等教育担当は「合格者の延べ人数だけでは実際の進学者数が分からない。誤解のないよう実数も公表していきたい」としている。
posted by 現役 at 11:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学入試ニュース

2007年08月13日

オープンキャンパスの評判 先生の人気トップは東北大

2007年08月09日 朝日新聞
 高校の先生から見た「良いオープンキャンパス」は――。

 1位になった東北大では、入学者へのアンケートで約5割が「入学を決めた重要なきっかけの一つ」としており、力を入れる。

 7月末の2日間開催し、昨年より4000人多い約2万7000人が訪れた。理工系学部を中心に模擬実験も実施。植木俊哉・教育担当理事は「実際の雰囲気を味わってもらうため、最先端の研究をそのまま見せている」と話す。

 3位の中京大は入試や資格取得、留学、就職などの相談コーナーを設け、保護者と受験生が納得するまで説明する。「情報はできるだけオープンにしている」と入試広報課。

 ベスト10入りは逃したものの、12位の九州大。学部によっては東京の出先施設と生中継で結んで質問を受ける。少人数による模擬ゼミもある。

◆オープンキャンパスの評判がいい大学

(1)東北大(宮城)    31

(2)早稲田大(東京)   21

(3)東京大(東京)    19

(3)中京大(愛知)    19

(5)関西学院大(兵庫)  16

(6)東洋大(東京)    15

(6)明治大(東京)    15

(6)立命館大(京都)   15

(9)立教大(東京)    14

(10)青山学院大(東京) 12

(10)関西大(大阪)   12

 (河合塾が高校の進路指導教員を対象に実施した07年度のアンケートから。回答数は519)
posted by 現役 at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学入試ニュース

2007年07月06日

オープンキャンパスの盛況度 在学生と懇談や入試攻略法指南

2007年07月05日 asahi.com
 高校生らが大学に体験入学できる「オープンキャンパス」は、夏休みがピーク。どこも選ばれる大学をめざし、あの手この手でPRするが、女性の多い大学が特に熱心だ。

 1位の女子栄養大は6〜10月、二つのキャンパスで断続的に開く。施設や設備を見てもらうほか、教育内容、入試、就職状況などを説明し、教職員や在学生が個別相談に応じるコーナーも。合格クッキーや小物といったおみやげが付く。

 4位のお茶の水女子大は体験授業、実験公開、図書館見学、食堂体験、学長との懇談など盛りだくさん。やはり在学生と直接、話せる機会がある。

 6位の聖徳大は一般、推薦、AOと各入試の攻略法まで指南。受験生のためのクラブの会員になれば数々の恩典がある。高校1、2年生を招いて受験勉強の方法を助言する日程も。

■オープンキャンパスの盛況度

 1 女子栄養大(埼玉)   12.6

 2 東北大(宮城)     11.6

 3 創価大(東京)     10.6

 4 お茶の水女子大(東京)  9.8

 5 東京家政大(東京)    9.2

 6 聖徳大(千葉)      8.0

 7 成蹊大(東京)      7.3

 8 名古屋女子大(愛知)   7.2

 8 立教大(東京)      7.2

10 青山学院大(東京)    7.1

10 広島国際学院大(広島)  7.1

(朝日新聞社発行の「大学ランキング」編集部が、学生数2000人以上の大学を調査。06年4〜12月のオープンキャンパスへの参加者を、その大学の入学定員で割り、倍率を出した)
posted by 現役 at 11:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学入試ニュース

2007年06月19日

旭医大がAO入試要項を発表

06/19 北海道新聞
 【旭川】旭川医大は十八日、受験生の意欲や適性など人物を重視して選抜するアドミッション・オフィス(AO)入試の二○○八年度募集要項を発表した。定員は医学科二十人、看護学科十人で、試験はいずれも、一次が九月一日、二次が同二十九日。合格発表は十月十一日。

 願書受け付けは八月六日から十四日まで(必着)。応募資格は高校に相当する学校を○六年四月以降に卒業、または○八年三月に卒業見込みの人。同大のAO入試受験経験者は除く。

 問い合わせは同大教務部入試課(電)0166・68・2196へ。
posted by 現役 at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学入試ニュース

2007年06月08日

AO入試の入学者数 授業や学食、事前に体験

2007年06月07日 朝日新聞
 書類審査や面接を重視し、大学が求める人物像に合う受験生を合格させるAO(アドミッション・オフィス)入試が広がっている。

 06年度、全入学者の3分の1超をAO入試で受け入れたのが帝京平成大。「大学のことをよくわかってもらう」ため、AO入試の受験生にオープンキャンパスへの参加を義務付け、授業や学食を体験してもらう。1対1の面談や基礎能力検査も課す。入試課は「目標に向かう、やる気のある生徒を確保できている」。

 7位の東北大は国立大ではトップ。AO入試の前に行っていた推薦入試の合格者を追跡調査したところ、成績が良く、リーダーシップのある学生が多かったという。AO入試では早い人で入学前年の12月に合格が決まるため、合格者の学習意欲を維持しようと「入学前教育」にも力を入れている。


■AO入試での入学者数

 1 帝京平成大(千葉) 681人

 2 桜美林大(東京)  642人

 3 立命館大(京都)  448人

 4 流通経済大(茨城) 415人

 5 大妻女子大(東京) 371人

 6 沖縄国際大(沖縄) 325人

 7 東北大(宮城)   316人

 8 早稲田大(東京)  303人

 9 東北学院大(宮城) 295人

10 国際武道大(千葉) 294人

(06年度。朝日新聞社発行の「大学ランキング」編集部の調べ)
posted by 現役 at 01:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学入試ニュース

九州大学 入試過去問題活用宣言大学への不参加について

九州大学 公開日 2007-06-07

入試過去問題活用宣言大学への不参加について(お知らせ)

 本学は、新聞報道等で公表されている「入試過去問題活用宣言」大学から、参加を辞退しましたので、お知らせします。

 その理由は、本学としては、当初から、入試過去問題の提供は行うが、使用はしないこととしておりました。しかしながら、本宣言参加大学は入試過去問題を参加  大学間で相互に使用することを前提としていることから不参加を表明したものです。

【参考】
入試過去問題活用宣言参加大学は、次に掲げる方針を宣言するものです。

1.入試過去問題を大学コミュニティの共有財産との考えの基に、本宣言参加大学は、自大学の入試過去問題を参加大学間で使用することを承認します。

2.本宣言参加大学は、入試過去問題を活用したとしても、それに安易に依存することなくアドミッションポリシーにしたがい、入試問題を作成します。

3.入試過去問題をそのままの形で使用することも、一部改変して使用することも可能とします。

4.入試過去問題使用の責任はすべて使用大学に帰します。

5.入試過去問題活用宣言への参加は、入試要項などで事前に公表し、使用過去問題については、入試終了後、原問題作成大学に通知すると同時に、受験生に分かるような形で公表します。

6.入試過去問題活用は平成20年度入試(平成20年2-3月実施)から開始します。


ファイル
公開日 2007-06-07 15:17
posted by 現役 at 01:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学入試ニュース

2007年05月26日

受験生ら熱心に質問 秋田市で「東北の大学進学説明会」

2007/05/23 秋田魁新報社
 進学希望の高校生らを対象にした「東北の著名大学進学説明会2007」(秋田魁新報社主催)が23日、秋田市のホテルメトロポリタン秋田で開かれた。東北6県と北海道、新潟県の国公立、私立の4年制、短大合わせて29校(資料参加の10校含む)が参加、各校の担当者が学校の特色などを来場者に詳しく説明した。

 説明会には高校生や保護者、高校教諭ら約400人が来場。大学別に相談コーナーが設けられ、来場者は入試や講義の内容、就職状況などについて熱心に質問した。

 会場を訪れた和洋高校三年の多田穂垂さんは「就職のことなども教えてもらい、とてもためになった。この説明会を機に、受験勉強に一層力を入れたい」と話していた。


posted by 現役 at 01:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学入試ニュース

2007年05月23日

兵庫教育大9割減額 運営費交付金、財務省が試算

2007/05/22 神戸新聞
 財務省は国立大学への補助金である運営費交付金について、従来の配分方法に競争原理を加味した試算をまとめ、二十一日開かれた財政制度等審議会(財務相の諮問機関)に提示した。東大や京大、神戸大など主に大規模な総合大学で交付額が増える一方、全体の85%に当たる七十四の大学法人は減額となり、これまでの一律的配分の構図が崩れる結果となった。

 財務省は教職員数など規模によって大枠が決まる現行の仕組みを改め、予算配分でも研究成果など実績を重視する必要性を示している。財政審では配分方法見直しの方向では一致したものの、成果主義だけを軸とした改革には異論も出た。

 財務省試算は研究提案の内容などに応じて決まる科学研究費補助金の配分割合に基づき実施。この結果、減額される大学のうち、地方の教育大を中心に五十の大学で、交付額は二〇〇七年度予算額と比べいずれも五割以上減ることになり、減額幅が最大になるのは兵庫教育大の91%減。今後の見直しの方向次第では、経営基盤が弱い地方大学の再編につながりそうだ。

 運営費交付金は各校の教員の人件費や研究費などに充てられる基盤的経費。財務省は大学や学部の間で横並びとなっている授業料を教育内容に応じ、設定し直すことも求めた。

 安倍内閣は「教育再生」を最重要課題に掲げており、政府、与党内では教育予算の拡充を求める声も強い。歳出削減路線といかに両立するかが、〇八年度予算編成でも焦点となりそうだ。
posted by 現役 at 09:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学入試ニュース

大学4月入学原則を撤廃 飛び入学16歳以下も可能

'07/5/19 中国新聞
 政府の教育再生会議(野依良治座長)が五月末をめどにまとめる第二次報告の原案全容が十八日、判明した。国公私立の大学・大学院で学校教育法施行規則で定めた四月入学原則を撤廃し「九月入学」を大幅に普及させることを提唱。十六歳(高校一年生)以下から大学への飛び入学も可能とするなど、国際競争力強化を目指した大学・大学院改革を重点に据えたのが特徴だ。

 このほか(1)大学入試センター試験の大学入学資格試験化や年複数回実施の検討(2)大学三年修了時から大学院に進学する早期卒業制度の積極活用(3)国家戦略としての留学生政策再構築―なども盛り込んだ。九月入学普及の具体策として、すべての国立大で「九月入学枠」を設け、私立大でも促進する方針を示した。

 学級崩壊などの問題を抱える「教育困難校」への支援策として、教育委員会に「学校問題解決支援チーム(仮称)」を新設し、警察官(OBを含む)、弁護士、臨床心理士らの参加を求めると明記。学校に過大な要求をし学校運営に支障を与える保護者の問題などに対応させるとしている。

 「提言発表」を急きょ取りやめた「子育て・家庭教育」分野では、孤立しがちな親を社会全体で応援する必要性を強調し「押し付け」的要素を除去。育児相談の施策充実や、中学・高校の「家庭科」の教育内容見直しなどの提唱にとどめた。

 教育予算に関し、小中高校では「機会均等で格差のない教育の実現」に向け財政基盤を確保する必要性を強調。大学・大学院では成果に応じた「競争的資金の拡充」を打ち出した。優秀な研究者に対し学長より高い給料を与えることを可能とする柔軟な給与体系導入も促した。

 徳育(道徳教育)は「従来の教科と異なる新たな教科と位置付ける」とし、点数での評価はしないことを明記。文部科学省の検定教科書使用に関しては、再生会議内で賛否が分かれていることを踏まえ「副読本と、機能に応じて使い分ける」としている。

posted by 現役 at 09:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学入試ニュース

2007年05月17日

<全入時代>悩む学生見捨てない 「心のケア」大学が本腰

2007年05月15日 asahi.com
 5月の連休明けは、新年度の疲れも出てきて心身の不調を訴える人が増える時期だ。大学でも、入ってくる若者が多様になるにつれて、環境の変化に対応できず「心の問題」を抱えるケースが目立っている。放っておくと不登校やひきこもり、休学、退学などにつながりかねない。学生の孤立を防ぎ、解決に導くための「心のケア」に大学が本腰を入れ始めた。

「ティーアワー」では、カウンセラーの中村家子さん(右奥)を中心に、お茶を飲みながらいろいろな話をする=東京都文京区の東洋大で
学生の質問や悩みに応じるため打ち合わせをするピアサポーターたち=広島県東広島市の広島大で

◆お茶も楽しむ集団療法 東洋大

 東洋大学(東京都文京区)の学生相談室。昼下がりのひととき、12人の学生らがハサミとのりを使って制作作業に没頭していた。

 「コラージュ体験といって、雑誌や広告の切り抜きを台紙の上に好きなように置き、のりづけする作業です。自己表現の手法なんですよ」。説明してくれたのは、カウンセラーで臨床心理士の中村家子(やすこ)さんだ。

 制作が終わると、コーヒーや紅茶を飲みながら、にぎやかな発表会になった。

 「この渦巻きは私の『混沌(こんとん)』を表現しました」と4年の女子学生。「へーっ」。周りから声が上がる。

 3年の男子学生が「黒い切り抜きで、暗黒の自分を表した」と言うと、「でも、どこか透明感がある」と別の学生が返す。「えっ、そう? 自分ではドロドロしているだけかと思ったのに……」

 「ティーアワー」という。お茶を飲みながらの集団療法のことで、周りに溶け込めないなど悩みを持つ学生たちから参加希望を受け付け、決まった日時に集まってもらう。仲間づくりを手伝う場として10年前に始まった。

 1年の前半は花見や散策、七夕行事への参加などを通じてお互いにうち解け、自分たちを語り合う。2泊3日の夏合宿では、特に深刻な悩みがない学生も交え、40人ほどで登山やそば打ち、寸劇を体験する。

 1年の後半は相談室で。靴を脱いでリラックスしながら先輩、後輩で雑談してもらい、カウンセラーはできるだけ関与しない。見学させてもらったのは「総仕上げ」にあたる3月。「最初はうつむいていた学生たちが、次第に顔を上げて話すようになります」と中村さん。

 相談室に持ち込まれる悩みのうち、心の問題にかかわる「適応相談」は05年度で延べ4984件と、99年度の同2052件から倍増した。5月の連休明け以降は、頭痛などの体調異変や無気力、うつ症状などの訴えが増える。

 「いまの子どもは中学受験や塾通いの低年齢化で遊び仲間が少なく、近所の人たちとの人間関係も希薄。集団の中でもまれないまま大学生になった感じで、とても傷つきやすい」と中村さんは指摘する。

 両親の過保護や過干渉、その逆の無関心によって自立できていない若者も多い。「大学進学があたり前になった今、大学はこうした学生を放っておけなくなった。仲間づくりをやり直してもらい、社会に送り出したい」

◆訓練受けた学生が助言 広島大

 広島大(東広島市)には「学生による学生のための相談受け付け態勢」が整っている。名づけて「ピア(仲間)サポート」。カナダでの取り組みなどを参考に、00年から始まった。

 総合科学部の事務棟に相談室があり、平日の正午から午後4時まで、ボランティアながら訓練を受けた学生らの「ピアサポーター」が、90分交代で2〜4人ずつ待機する。悩みのある学生は予約なし、無料で立ち寄ることができる。秘密は厳守。顔見知りの学生の相談は受けないルールだ。

 「人間関係の悩みが多い」。ピアサポートを支える広島大保健管理センターの内野悌司准教授(臨床心理士)はいう。「友だちができない」「担当教官とうまくいかないので、学部を替わりたい」「サークルをやめたいが、やめさせてもらえない」などだ。

 「ピアサポートで問題の解決をめざすわけではない」と内野さんは強調する。だから、あれこれ指図しない。じっくり話を聞き、問題の整理を手伝う。必要な情報を提供したり、保健管理センター、学生総合支援センターなど大学内外の専門機関を紹介したりする。

 相談の敷居を低くすることがピアサポートの狙いだ。サポーターは約30人。訪問販売などの消費者問題や防犯、宗教・カルト、救急、プライバシーなどの講習を計30時間受け、受け答えなどのコミュニケーション技術も計16時間かけて学び、初めて認定される。

 ピアサポートがまだそれほど知られていないこともあり、ここに持ち込まれる「心の問題」は年に10件前後。ただ、保健管理センターが受ける相談は年に250件ほどあり、うち5割は心配した友人や教員が持ち込んでくる。

 「目標を失ったり人間関係につまずいたりで、1カ月以上も大学に出てこられない学生が全体の1割程度いると推測している。最近は拒食、過食といった摂食障害やストーキング、恋人間の暴力(DV)も目立っている」と内野さんは話す。

 この春、ピアサポーターになった男子学生(23)は高校卒業から大学入学までの3年間、自宅にひきこもった経験をもつ。「突然、何をやっていいのか分からなくなった」。親身になってくれる友だちもおらず、本を読み、心理学に興味を持つまで自分の無気力を責め続けた。「同じような悩みを抱えた仲間の支えになれれば」
posted by 現役 at 11:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学入試ニュース

2007年05月14日

大学の3割、高校おさらい 道内では9校 05年度全国調査

05/12 北海道新聞
 高校で学ぶ内容を大学入学後に教える「補習」を取り入れている大学が二○○五年度、全国の約三割に当たる二百九校に上ることが文部科学省などの調査で明らかになった。このうち道内は九校。学生の学力不足や入試の多様化が背景にあるとみられる。

 昨年十一−十二月、国公私立の全七百十三大学を対象に調べた。回答率は100%。

 補習を実施したのは、国立五十七校、公立十七校、私立百三十五校。道内では、国公立が十二校のうち、室工大、旭川医大、釧路公立大、帯広畜産大、北見工大の五大学、私立は二十六校のうち千歳科技大、天使大、道医療大、道文教大の四大学だった。理系の科目で補習を行うケースが目立った。

 釧路公立大では、経済学部の一年生を対象に、コンピューター操作を学ぶ「コンピューターリテラシー」と経済学を学ぶ上で必要な「数学基礎」を開講。担当教員が出す課題ができない学生などを対象に、必要に応じて随時補習している。該当者は四百人中十−二十人程度。同大は「大学の科目をしっかり理解してもらうための措置」と説明する。

 また千歳科技大でも退職した高校教員らを講師に、理科や数学などの補習を行う。「物理2」「化学2」などを高校時代に一部の学生が学んでいない場合があり、「高校の学習範囲を補う」(同大)。

 室蘭工大は高校の履修範囲を学び直す「基礎理科」「基礎数学」を一年生の必修科目としている。ただ、単元ごとにテストを四−六回行い、合格者はその単元の講義は出席しなくてよい。同大は「学生には補習教育が必要という認識。きちんと授業を受けてもらうために必修としている」と説明する。

 一方、帯広畜産大は推薦で入学した学生のうち希望者に、上級生のチューターを充て、講義で分からない点などを随時質問してもらう形式を取る。

 文部科学省は補習の広がりについて「高校の学力低下対策とともに、AO入試や推薦入試など入試の多様化などに対応した取り組み」とする。

 「分数ができない大学生−二十一世紀の日本が危ない」の著書がある埼玉大の岡部恒治教授(札幌市出身、数学教育)は「大学側が受験科目を減らしたことなどで、高校の段階で生徒が必要な科目以外やらないようになったことが学力低下につながっている。それも知識不足といったレベルではなく、表現力や意欲が低下しているという点で深刻だ」と話している。
posted by 現役 at 17:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学入試ニュース

進学が増加、半数に 高卒認定試験の合格者

2007年5月11日 東京新聞
 高校卒業程度認定試験(旧大検)の昨年度合格者のうち、今春、大学や短大、専門学校に進学した人の割合が50%となり、6年前の前回調査より11ポイント上昇したことが11日、文部科学省の調査で分かった。

 調査は昨年の高卒認定試験合格者約9000人を対象に実施した。有効回収率は31%。

 進路は大学が29%(前回22%)、専門学校が15%(同12%)、短大が6%(同5%)。入試に不合格などの理由で「来年の受験を準備」としたのは25%で、前回の38%から大幅に減少した。

 調査では「高校でうまくいかなければ高卒認定を受験すればよい」と回答した人の割合が51%と前回より6ポイント上昇した。

 文科省は「進学者の割合が高くなったのは、少子化のほか、各校が(AO入試の導入など)入試方法を見直したことで、進学しやすくなったことの表れ」とみている。(共同)
posted by 現役 at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学入試ニュース

2007年04月17日

変貌する学び(7)──ユニーク入試、大学に活力

2007年4月16日  日経ネット関西版
 けん玉や芸能活動など筆記試験以外の特技で合否が決まる一芸大学入試。導入が相次いだ1990年前後には入学後の単位取得を不安視する声が多かったが、多様な学生を得てキャンパスを活性化できる効用は大きい。最近は一芸入試が派生する形で、受験生が自らを大学に売り込むAO(アドミッションオフィス)入試を導入する大学も急増している。先駆的な試みが多い関西のユニーク入試を追った。

●「経験積みたい」

 京都市北区の立命館大学。「文芸入試」担当者が履歴書に目を落とす。「高校6年生」……なんやこれ?「毎日8時間、碁を打ってきた」。型破りな経歴に戸惑う教官。すでに20歳を過ぎた武田淳さんは「囲碁大会で入賞し、大学のイメージアップのために頑張る」と訴える。

 2年半が過ぎた。武田さんは昼下がりの部室で囲碁を打つ。同級生は年下ばかりで、年上として一目置かれている。かつて囲碁のプロをめざしただけあって、旺盛な独立心が周囲の士気を高める。授業に出る一方、構内の売店でアルバイトもする。「色々な経験を積みたい。入学後は日本史に興味を持ったので、将来は教師をめざしたい」

 担当者は「勉強漬けだった学生にとって、ベンチャー精神に富む武田君は刺激になる。今後も様々な経歴の人を取りたい」と話す。立命館大学は90年から文化面で優れた実績を持つ学生向けに「文芸入試」を開始。かるたやクイズ、バトントワリングなどユニークな種目が並ぶ。

 関西学院大学は専門職を意識した技能をはぐくむ方針を打ち出す。総合政策学部2年の高井康太さん(20)は、自作のテレビ番組やCG(コンピューターグラフィックス)で受験。番組作りの発想の面白さやCGの技術力を認められ、入学した。

 CG作成の授業で好成績を残す。同好会でカンフー映画を作り、銃撃や爆発を演出、学園祭で評判になった。「CG作成は天職。AO入試で全国の精鋭を集めてくれたおかげで自分を磨ける。卒業後は放送局で番組を作りたい」と話す。

 80年代後半に導入がスタートしたとされる一芸入試。当初は特技がけん玉であることを理由に合格を手にした高校生が出たことなど話題性で注目を集めたが、各大学は求める学生像に合わせて様々な独自制度を導入している。

 阪南大学では2007年度から、様々な資格を筆記試験の点数に加算できる「資格点」入試を始めた。日商販売士検定(商業経済)や総合旅行業務取扱管理者(観光)などの資格があれば、半分以下の点数で入学できる場合もある。商・工業高校から手に職を付けたい学生が押し寄せた。

 大阪大学は最先端の研究分野で才能の芽を囲い込むことを狙う。08年度から、高校生の物理学コンテスト、国際物理オリンピックに出場経験を持つ受験生の筆記試験を免除する制度をスタートする。ノーベル賞級の物理学者を輩出するのが狙いだ。賞の獲得数では京都大学に水をあけられているだけに、熱が入る。

 06年度から写真作品で合否を決める「ケータイ入試」を始めたのは大阪電気通信大学。受験生に携帯電話内蔵カメラで人や風景の写真を撮り、コメントを付けて提出してもらう。美的感覚に優れた人を集め、ゲーム、アニメの制作スタッフを育てる狙いがある。

●入学前に演習

 増え続けるAO入試だが、評価対象となった特技でプロになっていく卒業生はごくわずか。学生の多くは筆記試験で入学した学生と同じように就職していく。合格証書を出して受け入れた以上は、社会に出て通用する人材に育てることが求められる。

 立命大の「文芸入試」も、入学後学生が必要単位数を取れなければ、大学所属の文化系クラブから大会に参加することを禁じられる。「学業もしっかりとやってもらう」と教員の岡本直輝さんは語る。1980年代後半から始まったかつての一芸入試では、学力不足で授業についていけない学生が出たという反省がある。

 京都工芸繊維大学のAO入試合格者は、入学前に数学の演習や英語読解の講座を受けることが課せられる。少子化で大学がますます広き門になるなかで、教育レベルをいかに維持するかは大学界共通の課題。こうした動きは全国に広がっているという。

 大学の本分である学力水準を維持しながら、いかにキャンパスに活力をもたらす若者を引き付けるか。全入時代が現実になりつつある大学の模索はこれからも続きそうだ。
(大阪経済部 草塩拓郎)
posted by 現役 at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学入試ニュース

2007年04月13日

一橋大、商学部の後期日程入試を廃止 09年春から

asahi.com 2007年04月04日
 一橋大は4日、商学部の後期日程入試を09年春から廃止すると発表した。法学部や社会学部でも09年から後期の募集人数を減らし、前期を増やす。各学部の全体の募集人数は変わらない。来春の入試はこれまで通りの要領で実施する。

 商学部は、現在の前期220人、後期50人、面接などだけで合否を決めるAO(アドミッション・オフィス)入試5人の募集から、前期260人、推薦入試15人の募集に変更する。09年からは、推薦入試にも大学入試センター試験が課せられる。
posted by 現役 at 00:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学入試ニュース